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金属は人間の文明に大きく貢献してきました。

人間は時代が進むにつれて、金属を様々な形に変え、
多用な目的に活用してきたのです。

最初は剣や農具、火打金といった物として、
現代においては日用品や巨大な建築物に至るまで
常に歴史の転換期には必ず金属(鉄)の存在がありました。

建築 板金という仕事も時代によって呼び名は違っても、
実は大昔から連綿と続いてきたのです。

 

巧みの技と

「板金」と聞けば自動車の鈑金を想像しがちですが、
私たち建築板金は「車」ではなく「建物」をつくるプロ集団です。

ルーツは古く、古代より金属を扱うすべての職人が
そうであるといえますが、歴史と技術革新により
今日の建築板金の世界が確立されたのです。


私たちのくらしの中のいたるところに存在する建築板金ですが、
気をつけて見ないとそれとは気づかないことが多いものです。
それほど暮らしの中に当たり前に根付いているものといえるでしょう。
ここでは改めて建築板金の世界を紹介したいと思います。

古代より人は金属と出会い、歴史の転換期には
必ずといっていいほど金属がその役割を担っています。

大仏様の建立、刀や農耕具、鎧兜、五重塔の相輪、
橋の欄干、建築物の装飾・・数えればきりがありません。

それぞれの時代にそれを扱う専門家が存在し、時には鍛冶と呼ばれたりしますが、現代の分化、発達した工業の世界まで連綿と
引き継がれてきているのです。

建築板金の世界もその中に存在しています。

バナーの写真は但馬ドームと呼ばれている
豊岡市の巨大な屋内体育館、
左は佐用町の世界的研究施設スプリングエイト、
そして世界遺産国宝姫路城の城門の一部。
それぞれにその時代の最高の素材と技術を見ることができます。

一昔前に「ブリキ」「トタン」と呼んでいた素材が
現代では「ファインスチール」といわれ、
軽量で超耐久性、妨腐蝕、妨錆性の優れた素材として
あらゆるところで使われています。